ばんぎゃる休憩中

推し活に飽きたので貯蓄と投資に全BETしたい。

ゴシックとロリータと矜持

兎野フロアです。

いきなりですが、昔からゴシックやロリータ・サイバー系にパンクなど特殊なお洋服に惹かれがちでした。昨今流行りの水色界隈や天使界隈などのサブカル系も大好きです。

 

フリルと日傘は正義

思い返せば学生時代のファッション雑誌はKERA!一択、嶽本野ばら先生の小説「鱗姫」に影響され学校の登下校はモワメームモワティエの日傘を差しておりました。

KERA!が別冊で刊行していた「ゴシック&ロリータバイブル」という雑誌があり、あれは本当に夢のような雑誌でした。当時からこのジャンルは高いお洋服ばかりで気軽に買えませんでしたが、好きなコーデを見つけたりロリータファッションに合うヘアメイクの紹介もあり素晴らしく有益な本でした。(今はネットやYouTube等でいくらでも情報収集できますが、当時はそんなものないのです)

ヘッドドレスやスカートのハンドメイド型紙まで付いていたから頑張れば服を作れたし、三原ミツカズ様の漫画だって載っていました。冷静に考えると情報量すごいな。

 

出戻り懐古主義(?)

そして最近になってまたゴシックロリータを着るようになりました。

ここ数年、コロナ前から基本の普段着は無印&しまむらのシンプルコンボで生きていて特に疑問にも思っていなかったのですが、何かしらの反動が出てきたのかもしれません。私の場合は毎日着るわけではなく(そもそも毎日着られるほどロリータ服を持ってない)美術館やライブへ行く時などに「ちょっと特別なお出掛け着」といった感覚で着用しております。

今はショップに行けなくても通販で気軽に好きな服が買えるし、綺麗なカラーリングのウィッグも手に入るので組み合わせを考えるのも楽しい。最近学習したことは「ヘッドドレスはあまり着け慣れていないのでウィッグの時は特にちゃんと固定しないとすぐ落ちちゃう」です。当たり前のことに近年になって気付いたものだなあ(しみじみ)。

 

余談

そういえば、V系ボーカリストで常に女装されているバンドマン(普段着もロリータなので女性にしか見えない方です)が以前お話しされていた話。

中東系の国でファッション関連のお仕事があるので打ち合わせに行ったものの「あなたはあの国には入れない」と速攻で担当者からお断りされたとのこと。宗教的に女装がNGの国なので、万が一入ろうものならわりとマジで撃たれるらしいです。

当然ながら各国の文化や宗教は尊重されるべきと思っていますが「本当にそんなこと起きるんだ…」とリアルな実体験を聞いてビビりました。

今この令和の日本にはカワイイ大使もお務めの青木美沙子様というロリータの鑑がいらっしゃいますし、好きな時に誰が何を着ても(一応)自由な国に住んでおりますので気兼ねなく奇抜なファッションを楽しんでいこうと思った次第です。それでは。

 

おまけ

乙女のバイブルといえばこちら