兎野フロアです。
突然ですが、私はヒグチユウコさんという日本の画家さんが大好きです。
細かな筆致で描かれる猫ちゃん(のようなもの…?の場合もある)動物と植物の間のような生き物たち、死者にも生者にも見える少女など、独特の雰囲気を持つ作風の方です。かといってダーク一辺倒ではなく明るく楽しいポップなイラストも描かれていて、いつも楽しく作品を拝見しております。
同志発見!
そんなヒグチさんのデザインやイラストをあしらったグッズ類を身に付けていると、ごく稀に「ヒグチさんお好きなんですね…?!」と声をかけてくださる方がいます。
ヒグチさんはGUCCIなどハイブランドともコラボされている有名な方なのですが意外と同志に会うことは珍しく、奇跡的に遭遇した場合は「おぉ、そなたもか…!」と人里離れた山奥に住む老賢者の洞窟に勇者が訪ねてきたような心持ちになります(どんなだ)。
絵のファンか、キャラクターのファンか
実際に遭遇した方々とお話ししていて気付いたのは、ファンにも色々な種類や推し方があるのだということ。
「ヒグチさんの絵そのものが大好きなのでグッズを集めているわけではない」タイプや「グッズは買うけどだいたい即完売なので、自分は必死にならずゆるく収集」という方もいました。もしかしたらありとあらゆる歴代グッズを集めている人、実際の直筆絵画を収集することに特化している人、ディズニーコラボなどを中心にお好きな人なんかもいるのかなあと勝手に推測しています。
自分に刺さったものを
かくいう私は「これは絶対に欲しい!」と思ったものだけを狙っていくタイプです。なにせアイテムの一つひとつがそれなりのお値段ですので厳選していかないといけません。切手や便箋など、仕事やプライベートでも使う可能性が高い、実用性のあるものについては割と迷いなく買っています。
お洋服に関してはインパクトのある柄物が多く、どんなにカワイイと思っても自分には似合わないなというパターンもあるのでかなり吟味します。着慣れていない形や素材も要検討。
実はGUCCIコラボのバッグをひとつだけ所持しているのですが、買う時に「キッズラインのバッグなのにすんごい値段する!ていうかGUCCIのキッズって何?!誰が着てるん?!?!」とめちゃくちゃ庶民の叫びを上げながら購入した思い出があります(笑)。
先日ひさしぶりに「そのお洋服ヒグチさんですね!☺️」とお声がけいただいたので今回はこのような記事を書いてみました。通常の推し活だと同担拒否的なことも起こり得るかと思いますが、こういったアートの話題だと偶然お会いした方と盛り上がることが多いのでなかなか面白い現象だと思っております。
本物は無理でもいつか複製画くらいは手に入れてみたいと思っているのですが、私のお家にひとつめちゃんがやってきてくれるのはいつの日のことでしょうか。それでは。